DIYオリジナルトートバッグ

「まえけんビーバー」としてのグッズを作ろうと考えておりましたら、神戸北野坂ライブハウスPADOMAのオーナーN様より、情報をいただきました。

 【インストラクターさんに教えてもらいながら、シルクスクリーン印刷を自分できるところがある】

自身で調べたところ、それは「新開地アートひろば」内の
シルクスクリーン工房「アトリエKAVC」
であることがわかりました。

オーナーN様からは、「利用できたなら、レポートをお願いします」とご依頼を受けておりましたので、お礼の気持ちも含めまして以下にまとめます。

●電話orWEBで開催日、空き状況を確認

●予約
※WEB上には「午後(13:30-17:00)のみ ¥1300 + 材料費:¥900」と記述がありますが、内容により、短縮/延長ができるようです。
初心者の私は、データ調整、版下作成、印刷14枚を、所要時間3時間弱でした。

●adobeイラストレーター上でロゴ候補数個作成
※細い線や点でできたデザインは、刷る技術が必要なので、初心者の私は「希望のデザイン」、「刷りやすそうなデザイン」など計4個作りました。

●データ受け渡しメールアドレスにaiデータを送信

●必要なもの(エプロンも)は用意されているそうなので、刷る対象物のみを持参でアトリエへ

なれない作業でも楽しいシルクスクリーン

●当日頂戴したパンフレット

本日より発売
まえけんビーバーオリジナル
「トートバッグ」
¥2,200-+tax
お買い求めは、
・まえけんビーバーギター教室
・各ライブ会場
・本WEBサイトのお問い合わせからの通販
にてお買い求めください。初回ロットは少数のためお早めに。。

●お店のスタッフTシャツなどは商用利用にあたり、当施設の利用をお断りしておられるそうです。私のようなアーティストのオリジナルグッズを作成しそれを販売することは構わないそうです。

 私と同様にアーティストグッズを作りたいなー、という方がいらしたらぜひご利用ください。相談にも乗ります。。

Fender Vibro-King

今回は私が大好きなギターアンプ”Fender Vibro-King”について

改めて「フェンダーアンプ」をwikipediaで検索しますとその中に「1993年にはカスタム・シリーズとして歴代フェンダー・アンプの中でベスト・モデルと賞賛されるヴァイブロキング (Vibro-King) を発表」とありました。

私は他人の評価はあんまり気にしない方ですが、世界中でそう言われているアンプを所有することが出来たのはラッキーだったかも知れません。

そのユーザーは
・ローリング・ストーンズのロン・ウッド
・ザ・フーのピート・タウンシェンド、
・カルロス・サンタナ
・所ジョージ

・Gary Clark Jr.
は野外ライブにて同アンプのクリーンとアッパーオクターブファズサウンドを轟かせてくれています。

そもそもこのアンプとの出会いは、
1996年、私が働いていた楽器店に当時のFender輸入代理店の山野楽器の営業の方が、
「こんなアンプが発売になりまして…」
と台車を押してやってきたことにさかのぼります。

昼間の楽器店はそんなにお客さんがお越しにならないので、オーナーや店長と一緒に「早速音をチェックしてみよう」ということになりました。

とにかくでかい段ボールから30kgオーバーの本体を数人がかりで出してみますとなんと”白(正しくはブロンド)”であることに驚きました。

ただの先入観ではありますがフェンダーアンプといえば当時は”黒”が一般的で”白”というのがとても新鮮であったことを覚えています。
それはフェンダー社の中でも”Custom Shop”で作られた本製品に対する意気込みの表れであったのかも知れません。

早速、試奏用のストラトを繋いで弾いてみました。

感想は、「リバーブサウンドが最上質で音楽的」「聞いたことがないくらい張りのあるクリーントーン」という2点でした。

その時は40万円を超えるフェンダーのフラッグシップモデルアンプの新製品を試奏できる数少ないチャンスだったのですが、Volumeの目盛り3(最大10)で歪み始めるこのアンプの歪みは近隣のお店に迷惑ということもあり、試すことが出来ませんでした。

しかし弾きだして数分後には、このアンプのとりこになってしまいました。

濃密かつローノイズなリバーブサウンドときらびやかなクリーンサウンドはフェンダーアンプはもちろん、他社製品でも比べるものがありませんでした。

とは言え当時20代の私はこのアンプを買えるような金銭的な余裕は有りませんでした。それよりも先に揃えていかねばならない楽器が他に多くあったと言うべきでしょうか。

それから「いつかは手に入れたい…」という思いを秘めて十数年後、友人のお店でライブをする際にある程度の出力のギターアンプを用意せねばならなくなりました。

そこで「数万円出してレンタルするくらいなら買ってしまえ。」
「どうせ買うなら一生使えるアンプにしたらええやん」
という考えに至ります。

どのアンプを買うかを検討し始めた時に思い出したのは、若き日に出会ったあのアンプ”Fender Vibro-King”でした。

一時期は生産・販売が完了していましたが、”20th Anniversary Edition”として復活していたのも何かの縁だったのかも知れません。
家内に相談し、何とか了承を得、あの日に見た巨大で超重たい段ボールが自宅にに届けられた時の感動は今も忘れられません。

今後ユーザーが増えることを祈念して、機能や特徴も書いておきます。
フロントパネルは
・2インプット
・DWELL、MIX、TONEの3ツマミ構成(リバーブ)
・FATスイッチ、VOLUME、TREBLE、BASS、MIDの1スイッチ
・1ヴォリューム、3トーン
・SPEED、INTENSITY(トレモロ)
現代的なアンプと比較すると少ないコントロールで、1チャンネル、1ヴォリュームで多彩な歪みは望めません。
ましてや、昨今の音楽では外掛けする(アンプではエフェクトを掛けず、PAやレコーディングスタジオのアウトボード、もしくはPCソフトのエフェクトを掛ける)のが当たり前になってきているリバーブに限りあるフロントパネルのスペースを3つも費やしてしまっています(笑)
しかしながら、最終的にはこれで十分に多彩なサウンドが得られますので、いろんなミュージシャンや技術者の意見を取り入れつつ、無駄な機能が削ぎ落された最終形ということが出来るでしょう。だからこそのロングセラーということも出来るでしょう。

さて少々長くなることを覚悟でひとつひとつを説明していきます。
まずはインプットです。2つありますが、2人のギタリストが同時に弾くためではありません。
通常のエレキギターから出力される音声信号は、キーボードやオーディオ機器のライン出力とは違ってとても微細な音声信号ですので、ギターアンプの入力部は大きな増幅をする設計がされています。そこへ出力の大きいアクティブピックアップのギター(電池を必要とするギターは凡そこれにあたります)を接続するとアンプのヴォリュームを絞っても歪んでしまうという現象が起きますので、クリーントーンが得られません。
そこでINPUT2は増幅率を低く設定してあり、通常のギターをINPUT1に接続したときの様なクリーントーンを簡単に得られます。また自宅で小さい音で弾きたいときにも利用できます。
では早速実際の音をご紹介

Volume8、VibroKingの真空管の歪みのみ。私が大好きなLenny KravitzのStop Draggin’ Around風リフ

・Volume8、VibroKingの真空管の歪みのみ。Lenny KravitzのRock And Roll Is Dead風リフ

次にリバーブです。ブライアン・セッツァーの使用で有名なFenderの外付け真空管式スプリングリバーブをググって見ましたらリバーブ単体で13万円もしてます。このリバーブが内蔵されていると考えるとそんなに高くない気もしてきます。このリバーブと同じコントロールでDWELLはリバーブの深さ、MIXは生音との混合割合、TONEはリバーブ音のみの明るさをを調節します。
TONEを絞ってDWELLを深くすることでFunkadelic風サウンドになります。Mommy, What’s a Funkadelic?のアーシーというかドープなサウンドに浸れます。
もちろんDick Dale先生のMisirlouの様なサーフサウンドはもろ得意です。

購入当初はリバーブに3コントロールも要らんかな?と考えていた私ですが、どんな設定でも音楽的になってしまうこのリバーブにはハマりました。

つぎはアンプ部です。FATスイッチは文字通りFATなサウンドになりますが、クランチ以上のサウンド時には歪みが上がり伸びが出ます。ブーストと似た感覚です。クリーン時には少し音量が増すと同時に中低音が持ち上がり、軽くコンプが掛かったようなサウンドになります。
自宅で弾くときの様なヴォリューム1~2辺りでもこのFATクリーンが特に気持ちよく出ます。この軽くコンプがかったサウンドは自分が上手になった様に感じられ、練習も楽しく取り組めます。

つぎはトレモロ部。SPEEDは一番遅くしてもそこそこ早くて、INTENSITY(効き具合)を最大にしてもマシンガンサウンドというほどの切れはありません。切れの良さならBOSSのTR-2をおすすめしておきます。設定の幅が狭いのが難点ですが、60年代、70年代サウンドが好きな人にはたまらない音ではないでしょうか。何とも柔らかく揺れる感じは素晴らしいですね。ちなみにINTENSITYを大きくしてリバーブを深くかけますとコマ切れっぽくなった音にリバーブがかかるのでディレイぽいサウンドになり、これも使えます。

拡張性という観点で見ますと、本物のビンテージアンプとは違って各種エフェクターとの連携を考えられており、SEND/RETURN端子が背面についています(写真)。私はLINE6のDL4を繋いでいますが特に問題はありません。プリアンプを通過した後の音にディレイがかかることになるので、音作りのフローとしては理想的なのですが、ギターの音としての一体感は前に繋いだ時の方が良いような気がします。またSEND/RETURNの間にラインセレクターなどの分岐を噛ますことで、スピーカーからの音を出しつつ、ピュアなFENDERのプリアンプサウンドを録音するなんてこともできますが、そのあたりの研究にはまだ至っていません。また、外付けスピーカーを追加してスタック、より大音量を得られる2段積みも可能です。

つまりVibro-Kingとは、ギター直でもクリーンサウンドからSRV並みの歪みが得られ、付属のフットスイッチでFATスイッチのON/OFFとトレモロのON/OFFが操作可能で、ギターのPUセレクトやヴォリューム操作を併用すれば数限りないサウンドを作り出せます。そこにスプリングリバーブも使えるわけですからどんな音でも出せそうな気がしてきます。

ところでトレモロは一定周期で”プツプツ”というノイズが入っていたことがあり、いろいろ試行錯誤した結果、
ガレットオーディオ様が扱われている
オプトカプラ(英語圏ではその見た目からローチと呼ばれているようです)を交換したところ、完全復活しました。


Jimi Hendrix Stratocaster

 2016.5.27に公開したものを一部訂正、再公開しております。
 
 第1回は私の大好きなFender社”Jimi Hendrix tribute Stratocaster”について
専門用語が多いかもしれませんがギターを始めたばかりの人にこそ読んで頂きたいです。

 1997年にFENDER USAから発売されたギターで、Jimi Hendrix(以後ジミヘンと表記)が1969年夏アメリカの野外ライブ”WoodStock”で使用し、後に”イザベラ”と名付けられた1968年製ストラトを模して作られたいわゆるトリビュートモデルです。

 ジミヘン本人は手が大きかったので、押弦に親指を使うことが多く、時には4弦を押さえるのにも親指を使っていました。そういったプレイを実現しやすくするためか、私が出会ったストラトの中では最もネックが細いです。幅は通常のストラトと同じですが、裏側の膨らみが薄く、張り出した感じもありません。本物のこのギターは現存していますが、これほどまでに細いネックではないのでしょうか?

 まずはその実際の音からお聞きください。
 ・フロントP.U.vol 7~10
 ・Fender / VibroKing vol3.5
 ・JimDunlop FUZZFACE改(オン)
 ・G2D Custom Overdrive BluesCH(オン)
 ・Fulltone ClydeWah(途中オン)

 アンプを繋がない音の段階で明るめで線の細いサウンドですが、同じくアンプから出る音も明るいサウンドです。ネックの細さや張りメイプル指板、ピックアップのポールピースの高さが通常とは逆(1弦側が協調される)であること、リアピックアップのスラント角度が通常とは逆(6弦側が明るく1弦側がまろやかになりレオ・フェンダーが意図したのとは逆)であることなどが複雑に影響しあっていると思われます。

 つまりその明るく繊細なところがこのギターの魅力です。触れるようなピッキングのタッチでもしっかり鳴ってくれますし、どんなアンプ・エフェクターとも相性が良く、ブルース・ロック・ジャズ・ファンク・オルタナ・アンビエントなどなど、どんなジャンルの音楽とも相性が良いです。

 塗装に関しては、ボディは経年劣化で少しクリーム色ぽくなってきました。しかし同時期に買ったGibos SGに比べると、レインチェックやクラックがなく、傷といえば私自身がぶつけたところだけで、全体的に光沢もありますので、ポリ塗装ではないかと推察します。

 それに対してネックは、色素沈着は進んでいますし、ベタベタするところは、こするとどんどん剥がれて、サラサラの白木の部分が出てきます。
 ヘッドもクラックが多く、こちらはラッカー塗装であると推察されます。
 ”イザベラ”と名付けられたStratocasterのレプリカとなるとこういう仕様になるのでしょうか、、

 そういえば、ジミヘンのキャリアの中でも1968年以降というとロックやブルースという枠組みを超えて、より「ジミヘン」独自の音楽を産み出そうとしていたころ、、いろいろなミュージシャンと交流を持ち、より多くのジャンルに挑戦するつもりであったでしょう。このギターはジミヘンのために作られたギターではなかった訳ですが、何らかの偶然で当時のジミの音楽の方向性と一致したのでしょうか。
 
 1990年代以降音楽ジャンルが細分化されていく中、一つのエッセンスとして60年代や70年代回帰のサウンドを大胆に取り入れた音楽が増えました。

 本器の製造年1998年は古き良き「Fender」の復活へ向けて、作りの良いギターをたくさん生産していたように思われます。

 ところで忘れてはいけないところでは、ブリッジが逆なのでアームの取り付け位置が6弦側になるというところです。 

 SRVの愛機“Number One”は、わざわざ左用ブリッジを取り付けるためにボディーを削り、1弦側に空いてしまった穴を埋め戻してまで取り付けています。アーミングしながらピッキングが必要な「I don’t live today」の様な曲を演奏する際にはとても便利だったでしょう。

 ところでなぜ私はこのギターを手にしたか、、、ですが、その昔私はある楽器店に勤めていましたが、当時の店長が私の”ジミヘン”好きを知って発売になったばかりのこのギターを試しに仕入れてくれました。
 店には何日か飾られていましたが、趣味性の高いギター(理由は後述)である為、お客様の注目はあまり集めていないように感じました。
 ところがこのギターを毎日店で見る度、私がギターを始めるきっかけになったジミヘンのモデルであることもあり、店員の私が虜になってしましました。また注目を集めていないからこそ自分が買って手元に置いておかないといけないのでは?と考えるようになりました。

 そして数日後、お金もなかったのでその店長に相談してローンで買ってしまいました。

 購入した当時、私はまだ20代。
 プロのミュージシャンになることを夢見ていましたが今考えますと、自分たちのオリジナリティを研ぎ澄ませ、プロミュージシャンを目指そうという若者が、何十年も前に亡くなっている有名ギタリストのモデルのギターを買うということはあまり賢明でなかったように思います。 

 それから20数年、長くケースに入れたままのこともありましたが、今ではその時無理をして買ったことを良かったと思っています。またその時の自分の決断を褒めてやりたいなぁと思います。

 というのも買って15年を過ぎたあたりから急に音が良くなったと感じています。
 それはアンプで鳴らして云々ということではなく生でチャラーンと弾いてすぐわかる”鳴り”が大きくまた伸びる様になりました。

 アメリカ的合理主義で作られているギターである為、楽器として一人前になるにはそれだけのエイジング(熟成)期間が必要ということなのでしょうか? 

 そう言えば、Eric Claptonの黒のストラト”Blackie”は1956年~1957年製を1970年から使い始めているので、たまたまかも知れませんが関連がありそうです。
 買ったばかりの頃の音

 ところで、このギターはライブで使うことを前提として、以下の通りのセッティングにしています。
・ブリッジのコマをストリングセイバー製に変更。
・スプリングは4本、ノンフローティング
・アーニーボール11/48
・半音下げチューニング
・ステンレス製ジャンボフレットへフレット交換
・アームは不使用

このセッティングのおかげで、
・ひんぱんな弦切れやチューニング乱れ
を防ぎつつ
・1音半以上のベンディング
を可能にしています。

※文中の趣味性の高いギターとは…もともとジミヘン自身が左利きで、右利き用のギターをひっくり返して使っていた(裕福でなかった生活環境でも手に入れ易かった右利き用ギターを反転して左利き用に改造して使っていたため、とか左利き用ギターは生産本数が少ないのでカラーバリエーションが少なかったためそれを嫌ったため、と言われています。)ことにより通常のストラトキャスターと違う弦のテンションやピックアップ配置となり、独特のサウンドを得ていました。
 このギターは右利きの人でもその独特なジミヘンサウンドが得られるようにと考えられたギターなのですが、左利き用のギターを反転して右利き用にコンバートしているのでハイフレットがとにかく弾きにくい!(ジミヘン本人は恐ろしく器用に弾きこなしていますが、、) 
 同様のジミヘンモデルのギターは現在までに沢山発売されていますが、発売後の売れ行きを考慮してか、ハイフレット部分には弾きやすい工夫がなされている場合が多いです。
 しかしこのギターは弾きやすさより、本物への忠実度を優先しており、”ギターを持って右利きの自分の姿を鏡に映すと、左利きのジミヘンと全く同じ”というのが売りだったようで、よりジミヘンフリーク向けです。
 写真を左右反転にしてみますとジミヘン感が出ます。

俺たちの音楽会の思い出

ご参加いただきました皆様、大変ありがとうございます~

2023年12月3日(日)
「俺たちの音楽会」とは、、
誰しもが一度は経験するハレの舞台「音楽会」
学校ではなく、神戸の老舗クラブで催されるこの「大人の音楽会」は、 関西名うてのミュージシャンばかりが出演します。そのミュージシャンひとりひとりが、 「今やりたい音楽は何か」を求め続け、たどり着いた答えを持って神戸に集結します。
絶対に見逃せないそのハレの舞台をご覧ください。
主催:まえけんビーバー

次の世代のミュージシャンやオーディエンス育成のため、高校生以下は無料とさせていただきます。 (要予約)

出演者紹介
ザ・ファミリートーン
(The Familytone)
1989年 大阪において「須賀井アンドザ・ファミリートーン」結成(最大10人体制)
1997年 クラブイベント出演後、
大喧嘩が原因で空中分解→
4人体制で「The Familytone」として再始動
2015年 ジェン3ダース(Dr.)が
加入、25年ぶりに長髪スタイルに
( 松本のみ丸刈りスタイル)
2016年 「南部の掟」1stフルアルバム
2017年 「アサがクるまで」アナログシングルレコード
2020年 「背徳の夜間飛行」2ndフルアルバム

D’ypcys
(ディプシーズ)
「ブラックミュージックを根底に日本に馴染みのある音楽を」
をテーマにオリジナルの活動を開始
 ブラックミュージックのグルーヴとセッション感、J-POP特有の展開を合わせ持ち、観客を魅了する
 関西ライブハウスを中心に活動中
●ヴォーカル/ギター 橋本まゆう
2017年 東京〜広島間ブルースセッション旅
2018年 単身渡米(シカゴ)
 現地ミュージシャンと多数のセッションを行い、本場で鍛えられた唯一無二のギターテクニックに注目
●ベース わたなべかなた
 D’ypcys最年少
 Rock/HardRockに影響を受けつつも、バンド全体を陰ながら支えるプレイに注目
●ドラム 柏木ユキト
 橋本の旅先、京都にて意気投合、
圧倒的な黒人音楽の知識量に加え、ブラックミュージック特有のダンサブルでありながら心地よいリズムに注目

まえけんビーバーバンド
(Maeken Beaver Band)
 神戸を拠点とするミュージシャン
●ヴォーカル/ギター まえけんビーバー
●ベース チャリケン
●ドラム マンゾウ
をメンバーとする3ピースバンド
 ロック・ブルース・ファンク色の濃い楽曲に情熱的な日本語詞を乗せたオリジナル曲が魅力
2022年6月 結成
同年11月 「普遍」1stアルバム
まえけんビーバー
1972年 兵庫県神戸市生まれ、
奄美大島と神戸のハーフ
2020年12月 胃ガン判明→二度の手術→生還
 その経験から、
「懸命に生きることのすばらしさ」
をテーマにシンガーソングライター
活動開始
2022年12月 ラジオ関西「谷五郎の笑って暮らそう」出演

西村リュウ
(オープニングアクト)
ギタリスト 西村 龍ミュージック from Osaka
blues funk rock’n’roll.
ex.”DANNY BOY”
(@ryu.nishimura.db)

日曜日の夜は大体そんな感じ

1/21(日)17:00 / 18:00
日曜の夜は大体そんな感じvol.1@まえけんビーバーギター教室
18:00~まえけんビーバー(弾き語り)
19:00~まえけんビーバー(弾き語り)
20:00~アフターパーティー(まえけんビーバー手作りおつまみと共に)

ご観覧いただきました皆様、大変ありがとうございます。
お客様同士、仲良くなっていただける景色を見ながらの演奏は格別のものがありました。。

また拙いながらもお出しした
・オイルサーディンアヒージョ
・しいたけ焼き
など、簡単おつまみもおおむね好評で、大変うれしかったです。
次回は2月25日(日)に開催いたします。
なにぶん小さきわが教室ですので、事前にご予約いただけますと、助かります。。

ザ・たこさん 安藤八主博

安藤八主博さんとパチリ

リズム&串カツ アガッタ!に行ってきました~
※ゴッドファーザー・オブ・ソウル~ジェイムスブラウン(JB)のイラストから察するにJBの口癖の一つ「I gotta」由来と考えられます。

地下へと向かう階段を降り、恐る恐るドアを開けますと、、
カウンター席で缶ビールをあおる男性客2人が
「おきゃくさ~ん」
とカウンター内で調理作業中の女性店員さん(のちに奥様とわかります)へ大声で知らせます。
しかし私はこの大声ですべて悟りました。
「この男は客ではない、、奴に違いない!」

よそ者丸出しの私はなるべく目立たぬように少し離れた席へ着き、
「ノンアルコールビールで生ビールセット」
を注文し、揚げたて串カツヤングコーンのおいしさに驚きつつ、例の男性二人の会話に聞き耳を立てていますと、音楽再生アプリで曲をかけようとしています。

みんな大好き「The Meters」
全体のグルーブや緊張感はもちろん、ドラムのソリッド感・コンプレッション感、ギターのクリスピー感・フェンダーアンプのクランチ感、、たまらないです。
オルガン入ってくるまで3人やん。。

少々脱線しましたが、
女性店員さん「どこからきはったん?ギター持ってるけど演奏?」
と気軽にお声がけいただきました。
私が自己紹介すると、、先の男性へ伝えてくれています。

「もしかしてまえけんビーバーさんですか?」

そう、察しのいいその男性は、自身のツイッターでいいねをしまくる私のことをなんとなく認識していてくれたのです。
その人こそ、
ザ・たこさんのリーダーであり、フロントマン安藤八主博さんです。

急に押し掛けた私に気さくにも隣の席へ座り、お話しさせていただきました。
・影響を受けたプロレスラー
・影響を受けたミュージシャン
・音楽において目指すところ
Spotify八戸ノ里和夫とは、、
影響を受けたものの中には私と全く同じものもあったりして、初対面なんだけれど、やっぱり同世代なんだなぁ、と納得してしまいました。

ついでと言っては何ですが、どさくさ紛れに
「対バンして貰えないですか、、」
とお尋ねすると、ほろ酔いの安藤さんは「いいですよ~」と快諾していただきました。。

京都 都雅都雅へ出演

まえけんビーバーバンド都雅都雅へ出演

2022/12/15

京都の名門ライブハウス「都雅都雅」で演奏してまいりました~

使用ギターはストラトキャスター

購入して30年近く経っているのですが最近になってようやくこのギターの良いところが引き出せるようになった気がします。
強いピッキングでも腰砕けにならず、ローノイズ。強い歪みをかけてもキャラクターを失いません。クリーンな音を出すと乾いたメイプルとアルダーの木の音がします。このギターが1954年に発明/製品化されていて、現代の音楽制作に不可欠な楽器であること、またその完成度の高さにいつも驚かされます。
最近はトレモロアームを使っていませんが、そろそろ復活させようかな。。

アンプはマーシャルJCM2000シリーズの60Wコンボ
クリーンチャンネルを最もクリーンな設定にするのが最近のお気に入りです。
FUZZFACE(シリコントランジスタ期)をガシャンと踏んだ時の地面から噴き出してくるような押し上げ感とブリティッシュロック系バッキングにぴったりなTS808ミニの音が大好きなのでそれらの味が出るように。。
しかしライブハウスでの音量となると、パワーアンプの味も出てきて、絶妙のまろやかさに仕上がります。

ランチには四条烏丸近くの「すがり」様にてつけ麺を、、京都に住んでいたころによく食べに来た思い出の味。当時より進化してよりおいしくなっているのかな?
カリっと炙られたホルモン(小腸?)、アクセントのみじん切り生玉ねぎ、魚粉の香りの優しい濃厚スープ。
行列に並ばずに食べられた頃を懐かしみつつ、常に進化することを忘れない気持ちを学びました。。スゴイ!

打ち上げは四条大宮「真夜中食堂 鳥獣戯画」様
・鱈と白子、ネギのひとり鍋
・突き出し(かす汁・三つ葉/水菜のお浸し)など
食材本来のお味がしっかり出た優しい味付けのお料理がズラリ、、毎日でも食べたい味。

深夜食堂の名の通り、~AM3:00営業なので0:00過ぎからローカルのお客様でいっぱい

ライブの疲れも忘れて高校からの友人と深夜まで馬鹿話に興じました。京都ありがとう!

まえけんビーバーがラジオ関西に生出演

まえけんビーバーラジオ関西へ出演

2022年12月6日(火)ラジオ関西「谷五郎の笑って暮らそう」

放送:10時43分~10時58分

パーソナリティ:谷五郎さん

       :田名部真理さん 

公式ツイッター: @gorotani558

・病気

・脱サラ→ミュージシャン専業への経緯

・まえけんビーバーバンド結成秘話

・最新アルバム「普遍」

・ギター教室を立ち上げ

を時間が許す限りお話しさせていただきました。

アルバム「普遍」収録曲「Live Once(一つだけの命)」もオンエアしてくださいました。

講師まえけんビーバーご挨拶

まえけんビーバー三宮プラッツで演奏

2022/11/03

新規WEBサイトを立ち上げたことを機にギター全般に関することを記事にしていこうと思います。皆様の音楽ライフに関するお役立ちになれば幸いです。

右手が大事なのか、左手が大事なのか

ところで、ギターを始めたばかりの生徒さんから
「左手がうまく動かないから私には向いていないかも」
と相談を受けることがしばしばありますが、
「実はピッキングをする右手の方が大事なので、
不器用であろう左手で弦を押さえます。だから誰しも最初はうまく動きません。」
と説明しています。

つまり「ギターを弾く」という行為においては、
右手の方が大事な作業をしていると私は考えます。

比較するなら、ピアノにおいては「音程選択」をすると「発音行為」をするような構造になっています。
(※その便利な構造を実現するため、ギターのような携行性を捨てたとも言えますが、、)
演奏者はそれらの連携に気を取られることはありません。
それにより最大10声(ペダルの使用、腕肘の使用を除く)の発音を可能にしています。

そしてギターにおいては「音程」を左手「ピッキング」を右手で、別々に決定しているので、それらの連携がまずければよい音は出ません。しかし、連携がうまくさえなれば、
・ピック
・つま弾く
・たたく
・弦を押さえるだけでピッキングしない
など、演奏者がその都度選択し、表現の幅を広げることができます。
そしてそれらを司るのが、利き手である「右手」です。

私は30数年ギターを続けていますが、右手の使い方は奥が深く、まだまだだと思っています。そして進化させようと試行錯誤の真っ最中です。

皆様の工夫がありましたら、教えてくださいね。