2022/11/03
新規WEBサイトを立ち上げたことを機にギター全般に関することを記事にしていこうと思います。皆様の音楽ライフに関するお役立ちになれば幸いです。
右手が大事なのか、左手が大事なのか
ところで、ギターを始めたばかりの生徒さんから
「左手がうまく動かないから私には向いていないかも」
と相談を受けることがしばしばありますが、
「実はピッキングをする右手の方が大事なので、
不器用であろう左手で弦を押さえます。だから誰しも最初はうまく動きません。」
と説明しています。
つまり「ギターを弾く」という行為においては、
右手の方が大事な作業をしていると私は考えます。
比較するなら、ピアノにおいては「音程選択」をすると「発音行為」をするような構造になっています。
(※その便利な構造を実現するため、ギターのような携行性を捨てたとも言えますが、、)
演奏者はそれらの連携に気を取られることはありません。
それにより最大10声(ペダルの使用、腕肘の使用を除く)の発音を可能にしています。
そしてギターにおいては「音程」を左手「ピッキング」を右手で、別々に決定しているので、それらの連携がまずければよい音は出ません。しかし、連携がうまくさえなれば、
・ピック
・つま弾く
・たたく
・弦を押さえるだけでピッキングしない
など、演奏者がその都度選択し、表現の幅を広げることができます。
そしてそれらを司るのが、利き手である「右手」です。
私は30数年ギターを続けていますが、右手の使い方は奥が深く、まだまだだと思っています。そして進化させようと試行錯誤の真っ最中です。
皆様の工夫がありましたら、教えてくださいね。